この記事では、私の秋学期(9月から12月)の時間割を紹介したいと思います!海外大学の時間割は、日本の大学と全然違うと思うので、こんな感じなのかと知っていただけたら幸いです!
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トロント大学の履修について
トロント大学は卒業するまでに合計で20単位が必要です。日本の大学生からすると、少ないって思うと思うんですが、1授業で0.5単位しかもらえないので、毎学期5個の授業を取って、やっと卒業という感じです。
5個の授業も余裕そうに聞こえると思うんですが、1つの授業に1つの”Tutorial”と呼ばれるものが基本的についてくるので、実際には2倍の10コマあることになります。
また、トロント大学は20単位を、基本的に以下の3つの組み合わせから選ぶことになっています。日本の大学は入学時に専攻を決めて1つしか専攻できないと思うので、海外大学の方が融通が利きます。
- Specialist
- Double Major
- 1Major +Double Minor
ただ、これが最低条件となっているだけで、余裕がある人は3つMajorしたり、3つMinorを取っている人などもいます。
時間割はこんな感じ!
私の秋学期の時間割が、こんな感じでした!日本の大学のような、一般教養などの授業はないです。
しかし、トロント大学特有の卒業条件として、”Breath Requirement“と呼ばれるものが存在します。これは、アメリカの大学の1,2年のようにリベラルアーツを取り入れている制度で、以下の5つの分野から1授業づつとらなければいけません。
- CCR: Creative & Cultural Representations
- TBB: Thought, Belief & Behaviour
- SI: Society & Its Institutions
- LTE: Living Things & Their Environment
- PMU: Physical & Mathematical Universes
1年生のうちにBreathを満たすと楽になると聞いたので、今学期は4の分野を満たすために、Anthropology(人類学)を入れました。
トロント大学は2年次の最初に専攻を決めることになっています。そのため、1年生のうちに自分の希望の専攻に応募するのに必要な授業(Prerequisite)を取ります。私の場合は、International Relations (国際関係学)とSociology (社会学)をダブルメージャーしたいと思っているので、そのために必要なPolitical Scienceや、Economicsの授業を取りました。
2つのPolitical Scienceの授業はオンラインだったので、あまり負担にならずに学べました。同じ5個の授業でも、CS(Computer Science)など、難易度の高い授業を取っている人はとても忙しいと言っていて、授業の種類や、授業の形式(オンライン)などによって忙しさや大変さが変わってきます。
1番難しかった授業は…
入学する前から、Airaさんというトロント大学卒業生の方のブログを読んで、恐れていたECO101という経済学入門の授業が今学期で1番苦労しました!普段の課題はそこまで難しくないのですが、3つあるテストが大変でした。テストは選択肢問題と、記述問題が半分づつで構成されており、記述問題が特に難しかったです。記述問題はTrueか、Falseかを答える問題なのですが、答えは99%Uncertain (TrueとFalseの両方) で、ポイントは全て説明で与えられます。授業でやっていることがベースになっているのですが、発展問題が結構出るので、苦しめられました…!
1000人くらいの学生がこの授業を受けていたんですが、周りの友達でも最初のテストで50点以下を取り、授業を落とすことにした人も多かったです。
最後に…
授業は、教授によって結構難易度が変わってきたりするので、先輩に聞いたり、Rate My Professorsとよばれる生徒からの、教授の評価が見れるサイトを参考にして決めるのがおすすめです!
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今回はトロント大学1年生の時間割を紹介しました!海外大学を目指している方などの参考になれば幸いです。
それでは!
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