海外大学に何となく行きたいと思っているけど、どこの国にすればいいかわからないという方も多いと思います!この記事では留学先として人気の4か国の受験、大学の違いを紹介するので少しでも皆さんの留学する国選びに参考になれば幸いです。
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海外大受験には最低これが必要!
海外の大学を受験するにあたり最低限必要なものは意外と少なく、以下のようになります。
- 高校の成績
- 英語力証明書
- 願書
- エッセイ
しかも4つ目のエッセイを必要としない大学もあるので、海外大への敷居はそんなに高くないです。
受験で重視されることの違い
カナダ、オーストラリアの大学は主に高校の成績、英語力を重視して合否を決定しますが、アメリカ、イギリスの大学はそれにプラスしてなぜその大学に行きたいのかという志望理由書や自分はどんな人間かを表したり、質問に答えるエッセイが必要になります。
さらにアメリカの場合は、SATやACTなどのアメリカの高校生が受ける日本の共通テストのようなものも提出しなければいけない場合が多いです。注意してほしいのはここで記したのはあくまで一般的な傾向でカナダの名門大学の一つであるUBCはエッセイを何本も書かせたりするので、例外も、もちろんあります。
エッセイが必要な場合、エッセイに書くことができる課外活動の経験が重要になってくるので受験準備の際、時間を費やすことも異なってきます。
大学の違い
最初の1、2年間で教養を学び、専攻を決めるまで少し余裕があるのがアメリカ、カナダ、一方大学1年時から専門分野を履修するのがイギリスとオーストラリアです。
日本の普通の高校を卒業してから海外大学に直接進学しようとする場合、イギリスとオーストラリアは日本と教育システムが違うため、英語力や成績条件を満たしていても、直接進学ができる大学は限られています。その代わり、ファウンデーションコースと呼ばれる一年間の大学準備コースを一定の成績以上で終えると入学が認められます。(一年ではなく夏だけの場合もあります)ファウンデーションコースは様々な機関で実施されているのですが、志望している大学のファウンデーションコースを受けることでその大学に進学できる可能性が基本高くなります。
イギリス、オーストラリアの大学は三年ですがファウンデーションコースを合わせると4年になり、他の国と卒業するまでにかかる年数は変わりません。
1つの国に絞らなくてもいい!
私はイギリスとカナダの大学を併願しました。イギリスの大学3校へのPS(personal statement)を夏休みに書いたのですが、結構時間がかかりました。一方、カナダの大学は課外活動を少し記入する欄があったくらいで、psに書いた課外活動も使えたので時間はあまりかかりませんでした。アメリカの大学の滑り止め的にトロント大学やカナダの大学を受ける人もいるそうなのでカナダの大学はおすすめです。選ぶ国によって何に時間を費やすのかが変わってくると思うので、高2くらいまでに大体どの国にしようか決めておくと高3での準備が楽になると思います。
その他
この記事では英語圏の留学先で有名な4か国について比較しましたが、ドイツなどのヨーロッパへの大学留学はコストを抑えられるので最近人気になっています。さらに、シンガポール国立大学などのアジアの大学も教育の質が高いことで有名です。色々な国を調べてみるとより自分に合った大学が見つかると思います!
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